2006年08月25日

知っておかないといけない考えかた『指桑罵槐』

あえて中国語講座のカテゴリでいきます。


そう、今日の言葉は『指桑罵槐』zhi3sang1ma4huai2です。
その文字通り桑を指して槐をののしる、という意味です。


これはどういうことかというと、中国人は決して直接的には
相手を傷つけるような発言や行動はとらないということです。


すごい大きな話でいうと、1982年に起きた「教科書問題」で
すね。侵略を進出と書き換えたと。当初無関心だった中国政
府がいきなり反日強硬姿勢になったのはなぜか?これはまさ
しく『指桑罵槐』の典型的な事例である、と東京外大の岡田
教授の本から知りました。


何故突然中国国内でこの問題がヒートアップしたのか?それ
は人民解放軍が陰で糸を引いていたのだと。長老達が世論を
煽り日本を攻撃させて困るのは他でもない中央政府、つまり
小平氏であった。


ときは日中国交正常化10周年を迎え親日ムードが国内に作ら
れていたそのとき、人民解放軍はここぞとばかりに反日路線
を突き進んだ。そう、『指桑罵槐』を駆使して。こうなるこ
とで一番困るのは他でもない小平氏であったからだ。


結論、日本の再侵略に備え国内の軍備拡充を訴える人民解放
軍の勝利に終わり、もはや日本の肩など持てる状況ではない
中国国内の情勢を小平氏も感じ取り、人民解放軍は益々権
力を増していくことになったのであった、と。


この話にはおまけもついており、日本政府が中国側の真意が
読めずに政府として謝罪をしてしまったことにより、中国に
とってはまたとない拾い物をしたことになった。中国国内の
権力闘争にまきこまれて日本の立場を弱めてしまったのだ。
まさに一石二鳥、日本謝罪外交のはじまりはこのときからだ
といってよい、とのこと。


このような例は枚挙に暇がないが、ビジネス上でも頻繁にこ
れとにたようなことがよく起こる。なのでこの中国人独特の
考えかたを理解していないとどんどん立場が悪くなる。


中国の歴史を知ることはビジネス展開のうえでも非常に重要
になります、はい。


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diaoyutai at 15:32 │Comments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ! 北京-中国語講座- 

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